その選択が誰かの未来になるーー チャイルドプランサポート制度の今とこれから
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その選択が誰かの未来になるーー チャイルドプランサポート制度の今とこれから
みなさん、こんにちは。
今回は、社員一人ひとりのライフプランを大切にする東和サーキットが取り組む、
「チャイルドプランサポート制度」についてご紹介します。
不妊治療や不育症治療と仕事の両立を支える職場環境づくりに、
私たちは真剣に向き合っています。
治療に関わる方だけでなく、
すべての社員が“知っておきたいこと”として読んでいただける内容です。
未来を育てる一歩を、あなたも一緒に考えてみませんか?
社員への意向調査
管理職向けの理解促進研修
社内相談窓口の整備と相談員の育成
不妊治療・不育症治療に対応した休暇制度とテレワーク制度の導入
社内説明会の開催
就業規則・関連規程の整備・届出
私たちは、多様な働き方やライフスタイルを尊重する社風のもと、安心して長く働ける環境づくりを進めています。
この制度は「不妊・不育症治療と仕事の両立支援」が目的ですが、
その本質は “誰もが支え合える職場文化”の形成 にあります。
結婚していない方
子育てが終わった方
制度の対象外となる方
こうした皆さんにとっても、この取り組みは 関係のない話ではありません。
なぜなら、
- ・同僚が安心して治療と仕事を両立できる職場は、チーム全体の信頼や生産性の向上につながります。
- ・職場に“気まずさ”を持ち込まない仕組みづくりは、誰もが働きやすい環境整備そのものです。
- ・社会全体で少子化に向き合う姿勢は、今後の日本の産業基盤や雇用維持にも関わる課題です。
この制度は、未来の社会と職場のための、全員参加型の取り組みだと私たちは考えています。
当社が推進する「働く人のチャイルドプランサポート制度」は、社員が安心して治療と仕事を両立できる環境づくりを目的とした取り組みです。
1. 社内意向調査の実施
全社員を対象に、妊活・不妊治療・不育症治療に関する意識調査を実施。
実際の声を制度設計に反映し、現場のニーズに即した対応を進めました。

2. 管理職向け研修の受講
不妊治療やライフプラン支援に対する正しい理解と配慮が必要なため、管理職に対して専門研修を行い、対応力の強化を図りました。

3. 社内相談体制の整備と相談員研修
社内で相談しやすい体制を整備し、専任の相談員を設置。
相談員には外部講師による研修を受けてもらい、安心して話せる環境を構築しています。

4. 治療のための休暇制度の整備
不妊治療・不育症治療を受ける社員が、無理なくスケジュールを調整できるよう専用の休暇制度を整備しました。

5. テレワーク制度の導入
通院などに対応できる柔軟な働き方として、テレワーク制度を新たに導入・運用。
移動時間や体調への配慮が必要な方も、安心して業務が行える環境を整えています。

6. 社内説明会の実施
制度導入後、全社員を対象に説明会を開催。
制度の理解を深め、チーム全体で支え合える職場風土の醸成を目指しました。

7. 就業規則と関連規定の整備・届出
制度を正式に社内規程に反映し、労働基準監督署への届出も完了。
社員の権利として明文化し、法的な裏付けも含めて整備しています。

画像提供:AI Ease(aiease.ai)
企業が“チャイルドプラン”を支援する意義
私たちプリント基板設計会社は、技術力と人を大切にする企業文化を掲げています。
そんな中で注目したのが、「働く人のチャイルドプランサポート制度」です。
この制度は、不妊治療や不育症治療と仕事を両立したい方への支援体制の構築を目的としています。
私たちがこの制度に取り組む背景には、以下のような想いがあります:
- ・社員の人生設計(ライフプラン)に寄り添いたい
- ・子どもを望む社員が、職場に遠慮なく相談できる風土をつくりたい
- ・働き方の柔軟性を高め、**真の“人にやさしい職場”**を目指したい
少子化時代における企業の新しい役割とは?
現在の日本社会では、急激な少子化が大きな社会課題となっています。
厚生労働省の調査によると、2023年の出生数は過去最低を更新し、人口減少が止まらない状況です。
その一方で、不妊や不育といった「子どもを望んでも授かれないカップル」の数も増加しています。
働く世代の6組に1組が不妊に悩んでいるとも言われており、治療と仕事の両立の難しさが、多くの家庭の課題となっています。
不妊治療や仕事との両立、これからの働き方に悩んだとき——
「誰にも話せない」「どうすればいいかわからない」と思った経験はありませんか?
不妊治療や妊活と仕事の両立には、**「誰かに話せる場」**が本当に大切。
社員のプライバシーを守りながら、安心して相談できる選択肢として、ぜひ下記のような外部支援も紹介・活用してみてください
1. 不妊ピア・サポート(NPO法人Fine)
- 特徴: 当事者同士で支え合うNPO。不妊に関する悩みをメール・電話・イベントなどで共有・相談可能。
- URL: https://j-fine.jp/infertility/contact.html
- POINT: ピア(=同じ経験をした人)同士なので安心して話せる。
2. 全国不妊治療支援センター
- 特徴: 医療機関ではない中立的な団体が運営。不妊や仕事との両立など、広範なサポート。
- 内容: 電話やメール相談、治療の流れ、助成金の案内など。
- URL: 各自治体により異なる(例:東京都「不妊専門相談センター」)
3.厚生労働省 こころの耳(働く人のメンタルヘルスサポート)
- 特徴: 働く人が安心して自分の気持ちを整理したり、相談できるための公的サポートサイトです。
- URL: https://kokoro.mhlw.go.jp
- POINT: 産業カウンセラーや臨床心理士が対応。匿名OK。
不安やストレスを感じたら、まずは自分の状態を知ることが大切です。
下記のセルフチェックで、今のあなたの“こころのサイン”に耳を傾けてみませんか?-
働く人の疲労蓄積度セルフチェック(2023年版)
働く人が自分の疲労やストレスの蓄積度を簡単にチェックできます。 -
5分でできる!エゴグラムセルフチェック
自分の性格や思考パターンを知ることで、ストレスへの向き合い方が見えてきます。
どちらも無料・匿名でチェック可能です。
ちょっとした空き時間に、自分と向き合うヒントとしてぜひご活用くださいね。 -
画像参照:厚生労働省こころの耳より
みんなで、未来を育てるプリント基板設計会社へ
この制度が生むのは「治療の支援」だけではありません。
支え合う風土、誰もが安心して働ける土壌、未来を見据える文化が育まれるのです。
これらの取り組みは、社員のエンゲージメント向上、採用ブランディングの強化にもつながると確信しています。
この活動を通じて、東和サーキット株式会社は【人にやさしい・技術に強い】企業として、社会的責任と革新性を両立する経営を続けてまいります。
詳しい取り組み内容は、公式サイトまたはSNSでも順次公開予定です。
誠実な仕事を通じ信頼できる パートナーを目指します
基板設計なら東和サーキットへ
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